さてさて、皆さま、私は孫の面倒を見ていますというか、孫に見てもらっているというか、つまり、大変なんです。孫は現在保育園の年長さん、来年4月からは小学一年生です。毎朝、自分の健康も兼ねて、孫を保育園へ連れて行きます。そのため、孫は非常になついているのです。でも、最近は、自我に目覚めて、主張する、拒絶する、すねる、など多彩な反応をします。孫は家族の序列も父、母、自分(孫)、ジイちゃん、弟と認識しており、自分(孫)より私(トンチンカン先生)の方が序列的に『下』と位置付けているようです。ごく最近では「もう、ジイちゃんは何も知らないんだから。」と発言するようにもなってきました。とは言うものの、可愛くて目に入れても痛くないとはこのことです。
それでは順次、トンチンカンな奮戦記をご紹介、ご紹介。
孫に連れられ、京都梅小路蒸気機関車庫見学
その1 おじいちゃん・おばあちゃんの参観日
先日、息子(坂部文孝)から以下の連絡がありました。
息子:「保育園から『おじいちゃんとおばあちゃんの参観日』開催のお知らせがあったので、参観してもらえないかなぁ。」
私:「うん、いいよ。なになに、午前中ね。了解したよ。孝樹(孫の名前)も喜ぶよね。」
私も子供の頃、何らかの都合により参観日に親が来ない時は淋しい思いをしたものででした。これは、絶対行かなければいけない、万障繰り合わせてでも参観しなければいけないと思ったのでした。
いよいよ、参観日の当日です。保育園の門を入ると園児たちが中庭で遊んでいます。孫はいるかなぁ、と園内を見渡すと、小さな園児が「あっ、たか君のおじいちゃん。」と言って寄ってくるのです。小さな子供が何で私を知っているのだろうかと驚いたり、感激したりでした。
そして時間が来ましたので、子供たちも、おじいちゃん、おばあちゃんたちもそれぞれの部屋へ入りました。私の孫は、「パンダ組」です。園児は30人ほどでして、おじいちゃん、おばあちゃんはその半分の15人ほどです。パンダ組の先生は男の先生でした。孫は私の顔を見るなり、ニコニコ、そしてソワソワとして、小さく手を振るのです。
孫の写真(愛知県岡崎市・岡崎東公園で恐竜の足とツーショット)
先生:(園児に向かって)「みんな並んで。」
(園児が一列になって教室の南側へ並びます。よく訓練されています。)
先生:「それでは、おじいちゃん、おばあちゃん、園児に向かうよう、一列に並んでください。並ぶ順番は決めていません。自由です。」
(私は、先生から最も遠い、一番奥に並びました。)
先生:「おじいちゃん、おばあちゃん、よくいらっしゃいました。それでは順番に、お孫さんのお名前を言ってください。奥の人からどうぞ。はい、そちらのおじいちゃん(すなわち私です)からです。」
(えっ、私が最初ですか?と思い、覚悟して、一歩前へ出て答えました。)
私:「坂部文孝(ふみたか)です。」
(実は、本当にあわてて、私の次男、すなわち孝樹くんのお父さんの名前を言ってしまったのです。孫は、私の顔を見て、「その人、誰あれ。」と言わんばかりに、キョトンとしています。私は、ハッ、と気が付き、孫の孝樹の名前を言おうとしたのですが、なかなか名前が出てきません。うっ・・、と一瞬、多分2,3秒の間があり、やっとの思いで、思い出し・・。)
私:「失礼しました、坂部孝樹です。」
と答えたのです。ボケ老人なのか、とっさの反応ができないアンポンタン老人なのか、反省することしきりでした。私に続いて、おじいちゃん、おばあちゃんが順にお孫さんの名前を言っています。私の様な赤恥をかいた人は、多分、一人もいません様でした。(残念!)
あいさつが終わった後、園児と一緒にゲームをします。道中すごろく、コマ回し、カルタ取り、着せ替え人形など2~3人のグループになって1時間ほど、一緒になって遊ぶ時間です。それが終わると、園児たちが二列に並び、歌を披露してくれるのです。おじいちゃん、おばあちゃんは園児の小さな椅子に座って、手拍子や、手でヒザをたたいてリズムを取って聞くのでした。私はと言うと、反省しきりで、歌など耳に入りませんでした。
やはり、おじいちゃん・おばあちゃんの参観日にふさわしい、『ちょっとした、でも私にとっては愕然とした意味のある失敗』でした。(反省、反省)
(幼稚園内ではプライバシーの関係もあり写真撮影禁止でした。残念)
その2 自転車乗りの練習奮戦記
ある日、可愛い孫から息子(私の次男)の携帯電話を使って電話がありました。
孫:「じぃ、じぃ。僕、自転車に乗りたい。自転車を買ってね。」
私:「へぇ~、自転車に乗りたいんかねぇ~。いいよ。今度の日曜日に買に行こうかね。」
孫:「わーぃ、わーぃ。じぃ、じぃ大好き~。パパ、じぃ、じぃが自転車を買ってくれるんだって。」
そして、その電話は、瞬時に息子に換わりました。
息子:「えっ、本当にいいんですか? 孝樹がよろこんでいるよ。有難う。」
私:「うん。いいよ。いずれ買ってあげようと思っていた所なんだ。そんなに高価なものでもないと思うし、気にしなくていいよ。」
と、携帯電話での話は終わりました。孫も、年中さんでもうすぐ6歳です。もう自転車に乗っている子供も見かけるし、自転車に乗る練習は早いの方が修得が速いようだ、と自分自身に言い聞かせて、納得しました。
しかし、よく考えてみると、息子の携帯からの電話、孫との会話が終わると瞬時にして、息子に換わり、お礼の言葉・・・・。なるほど、どうも、親が、子供に言わせた可能性が非常に大きいものであります。これはやられた、と思いましたが、可愛い孫のため、やっぱり買うことになりました。
孫に買い与えた子供用自転車
次の日曜日、さっそく孫を連れて自転車屋さんに行きました。もちろん父兄同伴です。店員さんは、男の子らしい青色の自転車を推奨してくださいましたので、それを買うことにしました。衝動買いです。当時は補助輪がついていました。しかし、2つの補助輪がついていると自転車はペダルを漕ぐのに重く感じてしまい、孫はあまり進んで練習しようとしません。
そこで、自転車を購入後、3ヶ月で補助輪を取ってもらい、本格的な自転車乗りの練習をすることにしました。練習はおじいちゃんの仕事です。安城市にある『明治用水自転車道』での練習です。
私が少し屈んだ状態で自転車の後ろを持ち、一緒に走るのです。それが大変です。一番困ったことは、孫が危ないと思った時に、自分で急ブレーキを掛けるのです。私は屈んだ状態で前のめりになり、あわや、転んで、最悪の場合『骨折』してしまう所でした。
50メートル走り、休憩、50メートル走り、休憩の連続です。後ろにいる私は、手を放していないのに「手を放しているよ。」と大声で、激励することしきりです。そして、やっとハンドルを左右にゆすりながらの自転車乗りができました。まっすぐ行くにはもう少しの練習です。このまま行くと1ヶ月のちには自由に自転車が乗れる見込みだと思い、満足していました。
しかし、ついに私が参ってしまったのです。前かがみの姿勢で、自転車の後ろを持ち、50メートルを走り、休憩、50メートルを走り、休憩をする、の繰り返しを毎週日曜日に5回ほど行うのです。ついに、腰が痛くなり、当分の間、自転車のりの練習は休憩となってしまったのです。
もちろん、孫はまだ自転車を自由に乗りこなせません。
その3 マゴマゴします。
おじいちゃんの最近の関心事は、孫の動向です。とにかく、「そんな言葉、どこで覚えたのかねぇ。」と言う事ばかりです。先日も、レストランで孫と二人で昼食をしましたところ、孫は「あのぅ、すみません。」と大きな声で店員さんを呼ぶのです。中年のおばさん風のウエイトレスさんがやって来ると、孫は二つ折りになったメニューを見ながら、「お子様ランチ1つと、ハンバーグをトッピングでお願いします。」と注文をするのです。「トッピング? その言葉どこで覚えたの?」と言いたくなりました。まさか保育園ではないと思うが・・・・。
JR東海 新幹線浜松工場一般公開へ行く
(左は700系、右はドクターイエロー)
つまり、孫は日々成長し、おじいちゃんは日々、ボケとアンポンタンが激しくなり、かつ、筋力も落ちていきます。これも、時の流れと納得しています。「時の流れに身をまかせ~、です。」気張ってはいけません。
つまり、『トンチンカン先生、孫との関係性』は孫が右肩上がりで、トンチンカン先生は右肩下がりなのでした。 おわり。
それでは、次回をお楽しみに。ごきげんよう、さようなら。