私事ですが、実は、この新型コロナウイルス感染拡大の中、息子一家に連れられて、関西圏の西の外れ、つまり、近畿地方のど真ん中を突っ込んで通り抜け、姫路市にある姫路城へ観光をしてきました。現在のところ、一家全員感染していません。それでは、いつものように、始まりーぃ。始まりーぃ。
1 いざ、 姫路城へ
メンバーはいつもの息子夫婦、孫2人、そして私です。車でJR三河安城駅まで行き、近くのパーキングに車を預けました。1泊2日の短い旅ですので荷物も少なめ、服装も簡単なもの、いつもの仕事用カバンで旅支度です。
ただし,新型コロナウイルス感染対策として、厳重なマスク着装、施設へ入るごとに手の消毒と検温をしました。
朝8時50分、新幹線三河安城駅を出発、名古屋でのぞみ広島行きに乗り換えました。混雑は見られなく、比較的席の空いている様子から、感染の心配はほとんどないものと確信して、一路姫路へと「出発・進行!!」
新東名高速道路(※原文ママ)の緑の香りをいっぱい含んだ木々が車窓から見えます。幸先の良い出発です。いつもの『出鼻をくじかれる』こともありませんでした。
JR.姫路駅に降りると、駅の正面に姫路城、きれいな漆喰(しっくい)の白さに感動しました。観光客もそれなりに居まして、観光地の賑わいのようなものが感じられます。それでは、歩いてお城まで・・・・、と思ったものの、5歳の孫を始め5人でぞろぞろと歩くのも大変、それではと言うことでタクシーに乗るという、いきなりオオチャクでナマケモノ的な旅となりました。タクシーは子供が2人ですので、一台で5人乗れまして、OKでした。
さて、姫路城へ着くと、見上げるほどの大きさに圧倒されました。5階建ての天守閣まで行けるか否かの不安が頭をよぎります。ここで息子一家と別れて、天守閣の下の広場にあるベンチで待っていようか・・・、とも考えましたが、ここは家長、最年長者の威厳もあり、何が何でも天守閣の頂上へと上ることを決心しました。外観は5層の天守閣です。まあ、行くところまで行こうかと入場券を購入し、いざ天守閣へ・・・。その前に、手の消毒をアルコールでシュッ、シュッ。そしてオデコで体温をチェック・チェック。すべて順調です。
白鷺城、すなわち姫路城の勇姿(坂部撮影:間違いありません)
2 年寄りには難攻不落な姫路城の天守閣
「白鷺城(しらさぎじょう)」の愛称で親しまれている姫路城は、日本一高い入城料金(1,000円)だそうです。次に高い入城料金は沖縄県の首里城で820円だそうです(今は焼失して入城できません。残念)。でも、姫路城にはシニア料金の制度はありませんでした。残念、残念。このシニア料金制度がないとは、年寄りには向かない登城なのか、暗に年寄りはお断りと言う意味なのか、と不安はさらに募るのでした。
登城券を入り口の女性に渡し、その後左へ曲がり、少し坂を登ると、敵が来ると城内から鉄砲を撃ったり弓を引く、三角や四角、丸形の窓(硝子はありません)があり、それを見ながら進みます。孫たちは、その穴のような窓から頭と首をしっかり出して城下の景色を見ています。頭の大きさと同じ程度の窓ですので,しっかりハマってしまいそうで心配です。
穴のような窓から城下を見下ろす二人の孫
そして、ダラダラした坂をしばらく行くと、天守閣の入り口に到着。入り口の係りの人に「お城は何階建てですか?」と聞きましたら、「6階建てです。」と言うのです。確か、外観から見ると5階建てでしたが・・・・。でも、頑張って6階まで上る決意をしたのです。
各階ごとに、ガラスケースに入った展示物がありました。古い書き物(達筆につき、全く読めませんでした。)、刀、兜(かぶと)など、ゆっくり見ながら上の階へ、そして上の階へと進みます。しかし4階に着くころには、足がフラフラ、どうも膝に来ている状態で、少し休んでいると、孫が5階から戻ってきて、「じいちゃん、手。」というのです。手を引っ張ってくれるのです。うれしいやら淋しいやらの境地で、ニコニコとしましたが、顔面がなんとなく引きつっているようでした。
「牛に引かれて善光寺参り」と言う格言(?)の様に、「孫に引かれて,天守閣へ」と言う境地です。6階の最上階には男性の係りの人がいました。再び係りの人に天守閣の標高を聞きましたら、「海抜90メートル、目の前の広場から40メートルの高さです。」という答です。眺望はすこぶる良いのです。手を引いてくれた孫に感謝、感謝。しかし、6階まで一気に階段で登ったことは十何年ぶりです。そして、下りの階段も両手を使って、ゆっくりと、ゆっくりと下り、大変な思いをしました。階段も急でして、シニア料金の制度なし。「老人には難攻不落の姫路城の天守閣」と確認した次第であります。
やっと登った天守閣6階の混み具合(やや疲れ気味)
6階最上階から姫路市内と広場を眺望
3 『ニン・ニン』
天守閣から降りて、しばらくお城の中をぐるぐる回り、その帰る途中で、職員の人なのか、ボランティアの人なのか、忍者姿の人がいました。様々なパフォーマンスで観光客を楽しませています。私の孫は忍者が珍しいのか、『ニン・ニン。』と言って,忍者姿の人に近づいていきます。そして、黒い頭巾(ずきん)の中の顔をのぞき込むと、忍者はいきなり「、えいっ。」と孫を脅すので,びっくりして、「わぁーっ。」と叫んで逃げていきます。しかし、最後は忍者とツーショットで記念写真を撮ることになりました。それが下の写真です。
『ニン・ニン』と言って手を合わす孫と忍者のツーショット
その後、密を避けるため,芝生の真ん中で,コンビニで買った,おにぎりとサンドイッチを食べ,ジュースを飲み、再びJR姫路駅に帰り、宿泊先である倉敷へと新幹線に乗り込みました。
姫路城は本当に迫力のある城です。まず、JR姫路駅の改札を出ると,駅のロータリーから,遠く、正面に天守閣の全体像が見えます。堂々としているその姿は戦国時代を生き抜いた勇姿であり、そのインパクトはすごいです。
皆さまも是非、コロナに負けず、姫路城への登城をお勧めします。
それでは、皆さん、ごきげんよう、さようなら。ニン・ニン。